「サーモゲート 零-ZERO-」の使用方法について、ご説明いたします。
使用方法
①使用する場所に、本体を取り付ける。

顔表面温度が検知できる高さに本体を取り付けます。取り付けは両面テープまたは磁石で行います。詳しくは、「取り付け方法」の項目をご参照ください。
②電源を入れる

本体右横上に電源スイッチがあります。電源を入れると、ピピピッと3回アラーム音が鳴り、赤と青のLEDが交互に点滅。その後消灯します。
③約15分待ったあと、使用を開始する。
電源を入れた後、本体内のサーモセンサーが周囲の気温になじむまで約15分ほどかかります。その間も使用は可能ですが、感知精度の誤差が大きくなります。ご注意ください。
電源がオンになっている時は、以下のように作動します。
通電時 | 60秒に1回本体中央部が青く点灯 |
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検知時 | 1秒に1回本体中央部が青く点灯 37.5℃以上を検知した場合本体中央部が赤く点灯し、ピッピッとアラーム音が鳴る |
電池切れの時 | ピピピッと3回アラーム音が繰り返される場合は電池切れですので、電池の交換をしてください。 (電池持続時間は約300時間となります) |
非接触型計測では、表面温度を計測するため冷気にさらされて表面温度が低下している場合や熱気にさらされて表面温度が上昇している場合など、正しく計測されない場合があります。その場合は、室温に慣らしてから再度計測下さい。
また、前髪やマスク、眼鏡で露出が狭い場合は計測出来ない場合があります。
取り付け方法
磁石での取り付け

本体裏面に強力な磁石が内蔵されております。設置する場所が磁石でつく素材(金属)の場合は、指などを挟まないように気をつけながら設置してください。※製品出荷時の状態では、磁石の上に設置用の両面テープが貼られております。磁石での設置を行う場合は、両面テープを剥がさずご使用ください。
両面テープでの取り付け

本体裏面に両面テープが貼付されておりますので、設置する場所の汚れを拭き取った後、貼り付けてください。※両面テープとの接着面にホコリや油分などが残っていると剥がれて落下する原因となりますのでご注意ください。
電源について
電池を使用する場合

本体を上方向にスライドしてホルダー(電池ふた)から外し、裏面に単三電池4本をセットします。電源スイッチを入れると電源が入ります(充電式電池の使用を推奨します)。
micro-USB給電を使用する場合

本体側面にあるスイッチを下げた状態で micro-USBポート(端子穴)にmicro‐USB端子を挿し込むと電源が入ります。※本製品には、バッテリーは搭載しておりません。
動画で見る使用方法
【貼るだけ簡単・低コスト】サーモゲート 零-ZERO- 説明動画 Full ver.【感染症対策の決定版!】
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サーモゲート零 -ZERO- とは
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本体を取り付ける場所
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本体の取り付け方
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電源について
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本体の使用方法
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計測方法
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サーモゲート零 -ZERO-の使用環境について
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警告・注意事項
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オプションのご紹介
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質問等に対する回答
仕様
- 品名
- サーモゲート 零-ZERO-
- 品番
- TG000
- サイズ
- 幅85mm×高さ110mm×奥行23mm
- センサー
- オムロン社製
- 電源
- 単3電池4本 または micro-USB給電
- 材質
- プラスチック
- 検出温度範囲/使用湿度範囲
- 5℃ ~50℃ /20~85%(凍結及び結露なきこと)
- 測定可能温度範囲/測定温度精度
- 35℃~42℃ /±0.5℃(気温が25℃の場合)
- 生産国
- 日本
※仕様・デザインは製品改良のため予告なく変更することがあります。
よくある質問(FAQ)
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前に人が立っていないのに青いランプが点灯したり、赤いランプが点灯してアラーム音が鳴る場合があります。
本製品が直射日光が当たる窓ガラスなどの熱を持っている物体の方を向いている場合、熱源が測定できる範囲内にある場合などには、本製品が反応する場合がございます。
その場合には、設置場所を変えてご利用をお試しください。 -
屋外での使用は可能ですか?
屋外での使用は、感知精度に大きく誤差が生まれる可能性がございます。また雨などに対する防水対応もございません。直射日光の当たらない室温25℃〜28℃程度の環境でご使用されることを推奨いたします。
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室内温度30度以上で使用は可能ですか?
室温25℃〜28℃程度でのご使用を推奨しております。推奨温度よりも大幅に室温が高すぎたり、低すぎる場合は感知精度に誤差が生まれる可能性が高くなります。
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「サーモゲート 零-ZERO-」の計測時間はどのくらいですか?
約0.5秒で検知が可能です。しっかりと測定を行いたい場合は、本製品の前で1秒程度立ち止まっていただくことを推奨いたします。
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適正な計測距離はどのくらいですか?
30~50cm離れて計測してください。
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一度に複数名の使用は可能ですか?
申し訳ございません。お一人ずつの計測をお願い申し上げます。
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連続使用可能時間を教えてください。
アルカリ電池を使用した場合、常時電源オン使用(24時間)で14日(約300時間)程度となります。
※使用環境により異なります。 -
計測記録は保存できますか?
計測記録の保存機能は、本製品にはございません。
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設定温度の変更は可能ですか?
申し訳ございません。設定温度の変更はできません。
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本製品からジリリリリという連続音が鳴ります。
電池が消耗した際にジリリリという連続音が鳴ります。
電池を新しいものに交換していただけますようお願いいたします。 -
青いランプが反応しない場合があります。
寒い季節など、測定可能温度範囲(35℃~)より検知した温度が下回っている場合には、青いランプは反応しません。
60秒に1回本製品中央部が青く点灯している場合には、機器は正しく作動しておりますので、その状態で青いランプが点灯しない場合には体の表面が冷えている状態となります。
測定対象の温度が35℃未満の場合 :ランプは反応しない仕様になっております。
測定対象の温度が35℃~37.4℃まで:ランプは青色に点灯します。
測定対象の温度が37.5℃~ :ランプは赤色に点灯し、ピピッという音でお知らせします。 -
服の上からでも測れますか。
体表面温度を検知するものとなりますので、服の上から測ることはできません。
顔の露出した部分(額)で測っていただくことを推奨いたします。
設置場所により身長等で顔の位置が合わない場合には、かがんでいただくなどの動作が必要となります。 -
モバイルバッテリーで給電していると自動的に電源が切れます。
本製品は微弱な電流で動作する状態があるため一般的なモバイルバッテリーは保護機能が働き、電力供給を止めてしまう事がありますので、IoT機器対応バッテリーのご利用をお願いいたします。
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返品したい。
初期不良以外のお客様都合による返品はお受付しておりません。
詳細は下記をご確認ください。
■特定商取引法に基づく表記
https://product.pebblecorp.co.jp/scta.html
警告・注意事項
警告
- 本製品は、主に感染症予防対策として、感染目安を計る装置であり、感染を判断するものではありません。
- 心臓ペースメーカ等の体内植込型医療用電子機器を装着している方は磁石のご使用をお控えください。医療機器の正常な動作を損ない、人命にかかわる恐れがあります。ご注意ください。
注意
- 本製品にて、発熱の可能性があると判断された場合には、医療機器であり正確な体温計にて改めて検温ください。
- 顔表面を頭髪などで覆った場合は正常に体表面温度を検知できない場合があります。
- 検出温度範囲/使用湿度範囲は、5℃~50℃/20~85%(凍結及び結露なきこと)となりますので、それ以外の環境下でのご使用の際は、本製品の動作を保証するものではありません。
- 湿気やほこり、油煙、湿気の多い場所、直射日光のあたる場所や車内などには置かないでください。
- 落としたりぶつけたりなどの強いショックを与えないでください。
- 汚れは、乾いた柔らかい布でふき取ってください。
- 水がかからないようご注意ください。とくに以下の場合ご注意ください。
・洗面所などでの使用(水の入った洗面台や容器の中に落とさないでください)
・雨や雪、湿度の多い場所での使用 - 磁石を磁気テープ、フロッピーディスク、プリペイドカード、切符、電子時計、ブラウン管、クレジットカード、キャッシュカード等に近づけると、磁気記録が破壊されたり、磁化されたりして使用できなくなることがありますので近づけないでください。
素材ダウンロード
検知温度によるランプ表示強調 ポップ
上部に、顔表面温度37.5℃以上を検知した場合、本製品の赤ランプが点灯することを強調。下部には使用方法や注意事項をわかりやすく表示しています。
利用者の方々に、本製品の特長をよりご理解いただき、安心してご利用いただけるようご案内するポップです。

使用方法 ポップ
「サーモゲート 零-ZERO-」の使用方法を説明したポップです。
製品の横などに掲示していただくことで、正しい製品の使用方法をお知らせすることができます。

体温検知中 ポップ
「サーモゲート 零-ZERO-」が作動中(体温検知中)であることを示すポップです。
製品の横などに掲示していただくことで、製品が作動中であること、また発熱を伴う感染症、風邪、熱中症などに関する対策を実施中であることをお知らせすることができます。
